100%幸せな1%の人々という本について語る。
僕の場合、読む本を選ぶ時のパターンとして
- 困ったことが起きた時
- 知りたいことが出てきた時
- 暇な時
この3つありません。
今回ご紹介したい本は、悩み解決系の本です。
10年以上前に購入したのでもうボロボロです。
そしてこれは、僕が24歳の頃、人生最大に悩み、苦しんでいる時に出会い、助けられた本です。
もしかしたら、同じように苦しんでいる人(ジャンルは問わない)がいたら、少しは
楽になるかも知れません。
目から鱗
多くの人は、物事を白と黒に分ける傾向にある。
こっちは良くて、こっちは悪いと。
だからこそ疲弊する。
自分が最も苦しかった時、今思えば極端に偏った色眼鏡を自分は掛けていたのです。
視界真っ暗、お先真っ暗ってやつです。
その、真っ暗の視界の中、手探りで拾い上げた言葉。
宇宙には、幸も不幸も、そういう現象は存在しない。
自分で勝手に決めてるんですね。
そして、勝手に落ち込んだり喜んだりしてるんです。
例えば…。
コップ割った=不幸
お金拾う=幸福
と、大多数がこのように思うのではないでしょうか?(… オイオイ、本当かよ)
だがしかし、こうも考えられるはずです。
コップ割れた⇨怪我しなかった⇨幸福 …って考えもできる。
お金拾う⇨罪悪感⇨不幸
自分がどう意味付けしたいのか?
僕は当時、自分を不幸な人間と決めつけました。
コップが割れた=不幸という図式のまま方程式を当てはめました。
そしたら何が起きたと思いますか?
さらにコップが割れました(←比喩)。
割れ続けました。
自分が冷静になれまで割れ続けて、ギリギリセーフでこの本を手に取りました。
まさに目から鱗が落ちた瞬間でした。
自分以外の人を変えようとしていないか?!
人の悩みの半分以上はこれじゃないかと睨んでいます。
そう、自分のことではなく、他人の事での悩み。
分かりますか?
自分以外の他人、兄弟、両親、親友の全てです。
自分以外の他人を、自分の思い通りにしようとして悩むのです。
まさに自分はドップリそうでした。
この悩みの答えはこちら
思い通りにならないことでも全て受け入れることができれば、問題は初めからない。
受け入れることで99%片付く。
「孫の高校受験が…。」
「夫の癌になって…。」
きりがありません。
孫には孫の人生、夫は癌になったが、なってしまったものは仕方がない。出来る限りのことをしていこう。
切り替えて、受け入れる。
現実を受け入れて、自分がどう生きるかだけにシフトチェンジすることが大事だと学びました。
幸せ本質とは?!
幸せって?
これを考えていくと、
巡り巡ってここに辿り着くのではないでしょうか?
何も起きず、普通に、淡々と過ぎる日常こそ幸せの本質であると気づくと、災難とは無縁になる。
不足している事柄に目が行き、ずっと何かを求めている状態。
常に不満を抱えているので、不機嫌だし、満足していない状態。
個人的に感じたことは、不足に目が向いてる時、どんどん不足、不満、不機嫌になる出来事が起こっていたと感じます。
何故かは分かりません。
逆に、満足している出来事、小さい幸せに目が向いている時は、穏やかで、幸せな気持ちになれる出来事が比較的多く起こっていたように感じます。
幸せの感度が高い人は、その時点で人生8割方成功したも同然なのかもしれないなと思っています。
幸せとは変換力
結局、この本で得たことは1つ。
幸せとは考え方次第という事。
Aという出来事に対して、自分がどの位ラッキーな出来事に変換できるか?
何でもないような出来事、例えば、電気が点くという事。
今の時代、当たり前の事かもしれない、けれども、そんな些細なことでも毎回幸せを、感謝を感じられていたらどうだろうか?
電車を待っている数分の時間、そよ風を肌で感じながら、鳥のさえずりに耳を傾け、穏やかな気持ちで過ごしているその瞬間、一切の不満も怒りもゼロの状態。
そういった時間を、感覚をいかに多く生活の中に取り入れるかで、人生の充実度は格段に上がってくれる。
現に僕は、24歳の頃に想像も出来なかったような幸せな人生を歩んでいる。
公開することは出来ないが、僕は結婚もして、子供にも二人恵まれており、毎日幸せの日々を過ごしている。
今現在、当時の僕のように苦しんでいる人が一人でも多く救われたらいいなという想いで書きました。
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